60年に一度の、人生最大級の凄まじいパゥワー

ノリと楽しさ Vol.103

この物語は、シルバァ・ウィィクにくうねるあそぶしている者たちへのメッセージです。

やあ、みんな。

シルバァ・ウィィクは、
アソビに
夢中になっているのかな?

またしても連休中に台風がやってきて、
天候はあまりよろしくないけど。

ケンヂは?

ああ。

人間が呼吸をするように、
当たり前に
ロウドウしているよ。

でも、
トムになれるよ。

『トム・ソーヤーの冒険』第6章

月曜日の朝になると、
トム・ソーヤーはいつも憂鬱になる。

なぜなら、
学校という名の、
また一週間続く
ノロノロとした苦役が始まるから。

そしてトムは、
「いっそのこと、
途中に休みなんて
なければよかったのに」
とさえ思う。

休みがあるからこそ、
そのあと再び学校という監獄へ戻され、
足枷をはめられる感覚が、
余計に忌々しく感じられるからである。

すごすぎるよ、トム。

150年以上前から、
人類、
何も変わってねえじゃん。

いわゆる、
月曜病(マンデーブルー)
の本質である。

休みが楽しかったからこそ、
ロウドウ再開の
ダメージが増幅される。

まさに、
休日という名の「制約と誓約」。

丙午

ところで今年、
ケンヂの周囲では、
いろいろなものが壊れている。

まず、
眼鏡が壊れた。

買い替え。

そして、
タイヤが壊れた。

ニュータイヤ購入。

さらに、
財布も壊れ――

また買いに行かないといけないけど、
これは東京都まで行かなければならないので、
別の物語で話すとしよう。

そして今回。
愛用している、
手ばさみ
まで壊れた。

普通に使っていたら、
何か、
「パキッ」
みたいな変な音がする。

ん?

なんだ?

と思って手元を見る。

すると、
持ち手の一部が割れて、
無くなっている。

ちょ。

今年、
スピリチュアル的に
盛り上がりすぎじゃね?

そこで、
ヨシノリ、コバヤシ――
コヴァ
のように考える。

「もしかしてさ……」
「丙午(ひのえうま)の年って、
エネルギー強すぎるんじゃね?」

そう。

2026年は、
丙午(ひのえうま)。

丙午は60年周期で巡ってくる干支のひとつで、
前回は1966年。

つまり今年は、
60年に一度の丙午
なのである。

四柱推命や五行思想などの世界では、
「丙」は、
太陽のような強い

そして、
「午」も、
季節でいえば真夏に対応する
火の性質
を持つものとして扱われる。

つまり、
火 × 火。

火の上に、
さらに火。

ゲイムで言えば、
火属性キャラクターに、
火属性装備を全部載せて、
さらにバフまでかけた状態。
つまり、
人生最大級の凄まじいパゥワー。

……なのかもしれない。

ただ、
スピリチュアル方面の解釈では、
こうした強いエネルギーを、
単純に
「強すぎるから悪い」
と見る必要はないらしい。

むしろ、
「並外れて強いエンジンを積んでいる」
と考える。

なるほど。
かつて3000ccツインターボに乗っていた
ケンヂには、
非常に分かりやすい。

そして、
ここで今回壊れた
仕事用の手ばさみ。

スピリチュアル界隈では、
「切る道具が壊れる」
という出来事を、
古いものを断ち切る。
不要な縁を切る。
仕事の流れが変わる。
次のステージへ移行する。
……などの象徴として
解釈することがあるらしい。

おお。
これは、
なんだか、
良さそうじゃないか。

さらに、
剪定鋏のような
「太い枝をバチン! と切る道具」
ではなく、
今回壊れたのは、
手ばさみ。

葉を切ったり、
細かな枝を整えたり、
形を美しく仕上げたりする、
比較的繊細な仕事に使う道具である。

そこで、
さらに都合よく解釈すると、
「力任せの仕事から、
より繊細で質の高い仕事へ移行する」

あるいは、
「これまで培ってきた技術や感覚が、
さらに研ぎ澄まされる」
というサイン……
なのかもしれない。

いや。

ただ、
プラスチックが経年劣化しただけ
かもしれない。

しかし、
それでは物語にならない。

なので、
今回は、
60年に一度の丙午パゥワーによって
破壊された
ということにしておこう。

古いものが役目を終え、次のものへ交換されていく

眼鏡。
タイヤ。
財布。
手ばさみ。

今年は、
いろいろ壊れる。

でも、
壊れたら、
新しいものに変わる。

タイヤが壊れたら、
ニュータイヤ。

眼鏡が壊れたら、
ニュー眼鏡。

手ばさみが壊れたら、
ニュー手ばさみ。

財布が壊れたら――
東京都へ行く。

そう考えれば、
「壊れる」という出来事も、
全部が全部、
悪いわけではないのかもしれない。

古いものが役目を終え、
次のものへ交換されていく。

人間も、
同じなのかもしれないね。

それにしても、
今年もあと3か月ちょっと。

早すぎやしないかい?

年が明けたと思ったら、
もう秋。

このまま行けば、
気がついたころには、
「やあ、みんな。2027年だね」
とか言っている。

だから、
サイモンパークのように、
もうチョットだけガンバってみようか。

今年、
すべての午年に、
光あれ。

丙午パゥワー

つうかさ。

「2026年が丙午だっていうなら、
年明けすぐにこの話書けよ」って?

そりゃ、
人間、
事が起こってからじゃないと
ワカランじゃん。

手ばさみが壊れて初めて、
「おや?」
となる。

人生とは、
そういうものなのである。

そう考えると、
今年、
「ノリと楽しさ」
がこんなに更新されているのも、
もしかすると、
この
丙午パゥワー
せいなのかもしれない。

60年に一度。
火と火が重なる、
人生最大級の凄まじいパゥワー。

残り3か月。
このエネルギー、
使えるだけ使ってみよう。

……ところで。
ここまで読んで、
画面越しにニヤついている君。

キミの後ろに、黒い影。

To Be Continued…