ノリと楽しさ Vol.102
この物語は、シゴトをする以前に大事なお話です。
自動車にとって重要な消耗品、タイヤ
やあ、みんな。
自動車にとって重要な消耗品、
タイヤ。
自分の命を乗せて走るものだから、
ちゃんと良い品を履いているかな?
まさか、
ハンコックなんて……
いや。
タイヤは自己責任だしね。
本人の自由。
ニュータイヤ
今回、
ケンヂのハイゼットトラックに
異変が起きた。
リアタイヤのサイドウォールにヒビが入り、
ジョジョに
空気が抜けていく。
気がつけば、
空気圧は1.5くらいまで低下。
これはもう、
ニュータイヤ
を購入するしかない。
前回はスーパーオートバックスで、
「運送業の方からも評価の高いタイヤですよ!」
と店員にすすめられた
ダンロップを履いていた。
別に大きな不満があったわけではない。
だが、
いろいろ考えた結果、
ケンヂの中で、
「もうブリヂストンしか信じられない」
となる。
そこで今回選んだのが、
BRIDGESTONE
「ECOPIA R710(エコピア アールナナイチマル)」
である。
軽トラックでよく使われている
タイヤサイズの一つが、
145R12 6PR
現在の表記では、
145/80R12 80/78N
あたり。
だけれども。
今回ケンヂが選んだのは、
8PR。
6PRよりも、
さらに荷重を意識した仕様である。
8PRを選んだ理由
重積載に強い
6PRよりも高い荷重に対応できる仕様で、
適正な空気圧で使用すれば、
重い荷物を積む軽トラックには心強い。
農作業。
資材。
シゴト道具。
毎日いろいろ積むからね。
頑丈さを期待できる
商用車向けタイヤは、
荷物を積んで走ることを前提に
作られている。
年間走行距離も多く、
荷物も積む。
そんな使い方なら、
ケンヂとしては
少しでも余裕のあるものを
選んでおきたい。
It’s my new tire!
そして、
タイヤが届いた。
さて。
前回タイヤ交換をしたときは、
店でタイヤを購入し、
脱着までブラジル人系の労働者の
カール君にお願いした。
(ノリと楽しさ Vol.88を参照)
作業そのものは終わった。
だが、
その後、
ケンヂの脳内から消えない疑惑が
ひとつある。
「最後、エアバルブキャップ……
アルミからゴムに変わってなかった?」
証拠はない。
確認もしていない。
しかし、
なぜか、
その疑惑だけが
頭から離れない。
人間、
一度気になってしまうとダメだね。
ということで今回は、
インターネットでタイヤだけ購入。
それをガソリンスタンドへ持ち込み、
交換作業をお願いすることにした。
タイヤの持ち込み交換
まず、一軒目。
「今日はできません。
明日以降なら
予約を入れてもらえれば
対応できますよ!」
なるほど。
丁寧な対応。
でも今回は、
縁がなかったってことで
アトヨロ。
二軒目。
到着。
看板を見る。
「本日定休日」
……。
そして、
三軒目。
「タイヤ交換できますか?」
すると、
「できますよ!」
おっ。
「えっ? 今からですか?」
今からです。
「少しお時間いただきますね」
もちろんです。
ついに、
ニュータイヤへの道が開かれた。
見積もりを確認
その前に、
見積もりを確認。
ん?
そんなにするの?
持ち込み。
組み替え。
バランス。
廃タイヤ。
その他いろいろ。
最終的には、
なんとかやってもらえた。
ただ、
お値段は、
いかがわしいお店の
テイスティング並みに
取られてしまった。
だが、
仕方ない。
命には代えられないね。
そして今回対応してくれたのは、
できるジャパニーズ。
タイヤを見るなり、
「これ8PRですけど、
6PRじゃなくていいんですか?」
と確認してくれる。
おお。
最高の対応。
ちゃんとタイヤを見て、
ちゃんと確認する。
こういう一言があるだけで、
安心感がまるで違う。
「はい、それで大丈夫です」
ちなみに、
軽トラックへ
145R12 8PR
などの高荷重対応タイヤを履かせること自体は、
車両やホイールへの適合、
サイズ、
荷重性能などの条件を満たしていれば
基本的に問題ない。
適合条件を満たしていれば、
8PRだから違法改造
ということでもない。
もちろん、
指定空気圧や
負荷能力については
装着する車両に合わせて
確認する必要がある。
タイヤは、
見た目だけ合わせれば
いいものではないからね。
ケンヂのハイゼットトラックは、
年間、
1万キロ以上走る。
しかも、
重いものも積む。
シゴトで毎日使うマシンだから、
当然、
消耗も激しい。
だからこそ、
ケンヂは思う。
シゴトで毎日使うものに
ヲカネ
をかけられないようでは、
いつまで経っても、
二流のままさ。
高級品を買えばいい
という話ではない。
必要なところには、
必要なヲカネを使う。
タイヤ。
ブレーキ。
オイル。
整備。
止まったらシゴトにならないし、
事故を起こしたら、
もっとシゴトにならない。
そして、
走行距離を見る。
もうすぐ、
9万キロ。
早いね。
「ケンヂ、このクルマ新車で買ったぁ?」
うん。新車。
「じゃ、」
「死ぬまで乗るだね。」
……。
そうかもしれない。
52馬力のミライースもある。
昔みたいな大排気量ツインターボのマシンは、
もうない。
だけど、
毎日のシゴトを支えてくれるのは、
このハイゼットトラック。
荷物を積んで、
雨の日も、
暑い日も、
寒い日も、
黙って走る。
タイヤを新品にして、
また明日から、
働いてもらおう。
そして、
9万キロのその先へ。
たぶん、
まだまだ、
ともに走ってもらうつもりだ。