ニューイヤーツーリング2026(前編・富士湧水の里水族館)

2026年丙午の年――今年も恒例の新年ツーリングが無事開催されました。天気予報では寒波による降雪が心配されていましたが、当日はとても冷え込んだものの雪は降らず良かったです。

今年の目的地は忍野村のさかな公園内にある「富士湧水の里水族館」です。
忍野村は富士の湧水「名水」で有名です。この自然を伝えるために作られたのが「さかな公園」で、その敷地内にあるのが「富士湧水の里水族館」です。富士の湧水を使った淡水魚の水族館で、二重回遊水槽や横見水槽などの珍しい水槽から魚を観察すると、まるで森の中で水中にいるような気分を楽しめます。

過去、D/DEVILのツーリングでも訪れた事がある場所でもありますが、2001年と2007年の話なので中は当時とは変わっていた印象です。

西湖のライブカメラをしばらく眺めていましたが、魚は発見できませんでした……

湖畔の風景を再現し、そこに住む魚を観察できます。

さかなクンのイラストが飾ってありました。2019年に訪れたようです。
「ありがとう魚(ぎょ)ざいます」とのこと。

2階の企画展です。

山梨県ではかつて、日本住血吸虫症という寄生虫病が深刻な公衆衛生問題となっていました。日本住血吸虫は、淡水に生息するミヤイリガイという巻貝を中間宿主とし、人間が汚染された水に触れることで感染します。ミヤイリガイの体内で成長した住血吸虫の幼虫が水中に放出され、それが人の皮膚を通して体内に侵入することで発症します。

この病気は、長い間山梨県を中心に流行し、肝臓や腸などを侵し慢性的な健康被害をもたらしましたが、ミヤイリガイの駆除や衛生環境の改善などの対策が進んだ結果、現在では日本住血吸虫症はほぼ根絶されています。山梨の歴史を語るうえで、ミヤイリガイと日本住血吸虫症の克服は重要な出来事です。

一角にある本棚をのぞくと『釣りキチ三平』が。
Mrトヨタ「面白いじゃない!
ケンジ「名作だからね。

ケンジ「ここが完成する前に、水槽に石を積みに来たんだよね。今ではこんなに苔が生えてるとはね。
Mrトヨタ「その苔を魚が喰ってるってことだね。
ケンジ「そういうことに、なるね。

今回、約20年ぶりに「さかな公園」と「富士湧水の里水族館」を再訪しました。富士の湧水を活かした淡水魚専門の水族館というユニークなコンセプトは、他の水族館には見られない魅力です。人々の暮らしのすぐそばに生息する魚たちをじっくり観察していると、昔から人と魚が共に生きてきた歴史や、自然との深い結びつきを改めて感じます。

里山に住む魚たちが、豊かな自然環境の中でたくましく命を育んでいる姿は、私たちに多くの気づきを与えてくれます。この素晴らしい環境とそこで生きる生き物たちが、これからも未来の世代に受け継がれていくよう、私たち一人ひとりが守り続けていきたいものですね。

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