日本平動物園ツーリング

日本平動物園ツーリング

2007年3月17日(土) | 日本平動物園 | 曇り | 4台5名参加

日本平動物園ツーリング

立ちあがるレッサーパンダとして一躍有名になった「風太」の生まれ故郷である日本平動物園。
静岡市にある市立動物園です。
動物の繁殖を手助けするという目的もあるため、ほとんどの動物が「つがい」で飼育されていることが特徴的です。

そんな日本平動物園が、今回の目的地です。場所は静岡(日本平)にあるので、甲府からだと 3 時間ほどかかりますね。我々は 52 号線から静岡に出ましたが、時間を優先するならば 139 号線から抜けた方が早いかもしれません。

とにかく。雪の心配がなくなったこの時期。久しぶりの長距離ツーリングと動物園を楽しむために、これまたツーリング史上もっとも早い集合時間 「8 時 8 分」 に集まり、一行は日本平動物園を目指したのでした。

それでは、我々の廻った順路をかいつまんで紹介していきます(園内の順路通りまわりました)。
動物たちはエリアごとに分けられています。動物を観察しながら散歩もできるという、動物園ならではの楽しみが良いですよね。

070317_02

日本平動物園ツーリング

動物園といえば、まずは猛獣コーナー。ジャガーは、ウロウロと落ち着きがなく歩いたり、じゃれあったりしていました。一方でトラは寝ていて、活発に動いている感じではありませんでした。対照的な図です。

 

日本平動物園ツーリング

このキリンが面白くて、オスがひたすらメスを追いかけまわしていました。そのせいかどうかはわかりませんが、場内のアナウンスによると午後から「体調不良」により中に入れられてしまったそうです。なお、その姿を見て、中学生らしきボーイズが大はしゃぎしていましたが……まぁ、我々もあまり変わらない感じでした(笑)。

070317_05

象もいました。一頭だけ外にでいましたが、壁に体をこすりつけている姿は迫力がありました。

日本平動物園ツーリング

園内には鳥小屋もあったのですが、一方で池にはたくさん野鳥たちもいました。エサが置いてあるので集まってきているようです(研究の意味もあるらしい)。

日本平動物園ツーリング

夜行性の動物が観察できる建物です。室内は特殊な赤い照明だけが点けられています。この光のため、夜行性の動物たちのそのままの姿が観察できます。

070317_08

日本平動物園ツーリング

さて、ここでこの日本平動物園のトレードマークともいえるレッサーパンダ登場!

と、言いたいのですが、のっそりとしているし、愛想よくするわけでもなく、しまいには木の上に登ってしまい、顔を見ることもできなくなってしまいました。なんだかあんまりかわいくなかったり(笑)。

070317_10

日本平動物園ツーリング

動物園のお約束・小動物コーナーもあります。Mrトヨタ大絶叫の”ウサコーナー”では、仔ウサギを膝にのせてナデナデできる「ふれあいタイム」もありました。仔ヤギは放し飼い?になっていました。

日本平動物園ツーリング

さて、小高い場所にある奇妙な建物。まるでお化け屋敷のようなこの建物は、実は「は虫類」たちが飼育されている場所だったりします。ここへ行くには、ゴンドラに乗って登っていくしかありません。上まで登ると景色がよく見えます。

070317_13

日本平動物園ツーリング

は虫類。そう。ワニとか、カメとか、トカゲとか、ヘビとか……そんな動物たちがいます。好きな方は大喜びしそうな感じですけれどね。

070317_15

日本平動物園ツーリング

アシカやペンギンもいます。気持ちよさそうに水の中を泳ぎ回るペンギンは、まるで鳥のようですね。

人なつっこいのか、活発なだけなのかわかりませんが、ほとんどのペンギンが元気に泳ぎ回っていました。シロクマもいるそうですが、この日は残念ながら外には出ていなかったようです。

ツーリングで動物園といえば、奇遇にも同じ静岡県にあるサファリパークにも行きました。比較するのもなんですが、日本平動物園の方がゆったりと休日を楽しめると思います。サファリパークは、どちらかというとレジャー的な要素が強いですから。

市立動物園というのは、おそらくどこもこういう独特の落ち着いた雰囲気を持っているように思います。甲府にも町中に動物園があるのですが(レッサーパンダもいます)、ここに似た空気感があります。昭和の香りというか、幼い子どもを連れて、休日に行く動物園という空気感です。大人になって、日々の忙しさにかまけて忘れがちになってしまうこと。そんな疲れを癒してくれる動物たち。ゆっくりとした時間を過ごすのも、たまには必要ですね。

Pocket