ノリと楽しさ Vol.92
この物語は、ジーマーデ、バイヤーな領域に来てしまった日本の未来を考える物語です。
やあ、みんな。
ゴウルデン・ウィイク、
楽しんでいるかい?
今年は最大11連休らしいね。
10年ほど前なら、
「3連休くらいしかなくて
全然ゴウルデンじゃないよ!」
なんて空気だったのに、
最近は「働き方改革」とか言って、
ずいぶん生ぬるさに磨きがかかったね。
とはいえ、休みが増えても物価高。
ヲカネもなく、引きこもって家の片づけ。
せいぜい一回、家族で外食して
「1万円使って終わりですね」
みたいなファミリーコメントが
ニュウスで流れていた。
ほんと、覇気のない国になったものだ。
ラ・ムー

さらに数か月前、
山梨県に初上陸した
ディスカウントストア――「ラ・ムー」。
198円弁当。
260円カツ丼。
100円惣菜。
とにかく破格。
あまりの安さに、
「人体に影響が出るレヴェルなのでは?」と
キュオリティに心配したのだが、
みなしゃん夢中。
※ケンヂの勝手な妄想です。
基準はちゃんとクリアしています。
※ケンヂは事前調査済み。
激安スーパーに潜入
オープンセールも終わり、
客足が落ち着いた頃に潜入調査。
店内は、子供の頃にあった地元スーパー――
ツカハラとかヤマトを思い出す空気感。
惣菜コーナーはチョーサムイ。
支払いは現金のみ。
駐車場はバトル。
そして店内は、
客同士が接触する異次元空間。
日本人は本来、
誰ともぶつからない
身のこなしをする民族のはずだが、
ここでは皆、
価格と商品しか見ていない。
他人をまったく気にしないカルマの低さに、
衝撃を受ける。

商品について言えば、
惣菜は全体的に味が薄い。
コメもパサついていて、
感覚としては古古米レヴェル。

……まあ、安いから
しょうがないけどね。
特上ウナギを食いながら未来を考える

こんな激安食材を買い込んで連休を過ごし、
最終日に「明日から労働か……」と怯える生活。
パワハラに震えながら出勤。
ジーマーデ、バイヤーな領域に来てしまった。
ちょっと恐怖を感じるよ。
老舗で特上ウナギを食いながら、
日本の未来を考える……
格差が広がっているという現実を、
知識ではなく「味覚と視覚のギャップ」として体感すると、
背筋が寒くなるのも無理はない。
とにかくまあ、休日は満喫しよう、ビリィさん!
(ユウジ・ヨネヤマ名言集より抜粋)