この物語は、実在の人物をモデルにしたジョークです。

ラ~ァ~ラーラ~
ラ~ァ~ラーラ~
ララァラーラ~ラァラア~♪
やぁ、みんな。
ヲザキになっているかい?
まさかみんなは 自殺 なんて考えてないだろうな?
あれは、いけない!
命を粗末にするなっ!
生きて、自分のすることを考えろっ!
と、ネモ君も言っていたじゃないか、第22話で。
え? ネモ君 しらないの!?
まぁ、いい。
ぢゃあ、今日はボクの作詞した唄を歌ってくれ。
ずっと大切にしたいと思っていた、この曲。
爆死の夜
作詞:ピッコロ
マニュアルの教科書と イヤミなオヤジの顔
超高層ビルの教習所 高すぎる金を払う
少しでも ミスると 罵声をあびせる
校舎の裏タイヤを鳴かして 見つかれば逃げ場もない
しゃがんでかたまり 背を向けながら
免許のひとつ取得できない 大人たちを笑う
そして仲間たちは今夜 無謀の計画を立てる
とにかくもう 法定速度は守りたくない
速度の存在がなんなのかさえ 分からず震えている 爆死の夜
*盗んだガソリンまき散らす 行く先も分からぬまま
ポリスチェックの待ってる 道へ
誰にも捕まりたくないと 逃げ込んだランエボで
自由になれた気がした 爆死の夜
警察官 冷えた瞳 金払いなさい
旗を振るポリスの横の道を サヨナラつぶやき走り抜ける
闇の中 ぽつんと光る自動測定機
7万円で買える赤紙 熱い免停 握りしめ
罰の結末は分からないけど
ポリスが金を巻き上げて さらに嫌みを言う
Ahh ポリスたちは速度 落とせ落とせと言うが 俺は嫌なのさ
退屈なクリーンが 走行の全てならば
なんて最悪で なんて意味のない なんて下品な クリーン走行
盗んだガソリンまき散らす 行く先も分からぬまま
ポリスチェックの待ってる 道へ
覚えたてのサイドをつかみ ハンドルを回しながら
サイドを求め続けた 爆死の夜
*繰り返し